うんちく その2 「かんたんスマートモニター」

今まで改めて書いたことがなかったので、
当方がリリースしている「かんたんスマートモニター」のメリットについて書いてみます。

一応、製品のページに ザックリと推しポイントが書いてあるものの、
有る意味大抵の製品に書いてるような利点なので、
イマイチ皆さんの評価判定の参考にはならないかも?と思った次第。
これは製品の基本コンセプトにも繋がっている内容でもあります。

①インターネット回線の設定が不要

ひとえにIotと言っても、インターネットへの接続方法は多種あるわけです。
「かんたんスマートモニター」ではLTE回線を利用しています。
ふ~~ん、LTE回線か。電波が強いのがメリットか? という話ではないのです。
Iotシステムで割とよく見かけるのはLANを使うタイプ。
既にLAN環境が存在する場合には、余計な通信費が発生しないので、
お手軽じゃんと思うところですが、実はそうとは言えない場合もありまして・・・・
それなりの規模の会社で社内LANを構築している場合、
セキュリティの観点からLANが厳格に管理されてることが多いんですね。
すると、Iot機器1台をLANに繋げるってだけで、面倒な稟議処理が多々必要になったりと、
なかなかに手間がかかる話になるのです。
それでも社内的に重要度の高い装置であれば、やむなく事務手続きを行うところですが、
試用で1台だけ動かしてみようという場合は どうでしょうか?
手間を考えて担当の方に嫌がられたり、仮にそこがクリアーできたとしても、
社内LANの使用許諾が降りずに話が没ったりする場合もあるんです。
それらがクリアーできたとしても、今度はLANに対する面倒な設定がががが・・・・・
しかし「かんたんスマートモニター」の場合はLAN回線が全く不要。
設置して電源を入れるだけでLTE回線にてクラウド側と繋がります。
この簡便さはLAN設定で苦労された方ならご理解頂けるかと。
実は更にもう1つメリットが有るんです。
それは、高セキュリティ
「かんたんスマートモニター」で使用している通信モジュールは、
インターネットに接続しているサーバーとセットになっているのです。
このサーバーというのは当方で用意しているものではなく、
大手サーバー会社の管轄下に有るもの。
インターネット側から見えるのは このサーバーのみで、
通信モジュールを含む「かんたんスマートモニター」はインターネット側から見えません。
ちなみに通信モジュールとサーバー間はブラックボックス化されています。
従って、かんたんスマートモニターに対するハッキングというのは ほぼ不可能なんですね。
そしてネックになるサーバーは専門家によって常時監視下にあります。
もしアタック受けたとしても、すぐに対処されるのです。

②利用しやすい低料金

かんたんスマートモニターは基本的に買取システムです。
当方からは「かんたんスマートモニター」のハードを販売しますが、
その維持管理についてはお客様にて行って頂くというスタンスです。
Iotシステムにおいて必要な費用というのは下記の3点になります。
   ①ハードウェア購入費
   ②クラウドサーバー上のソフトウェア開発費
   ③通信費
   ④サーバー維持費
④のサーバー費用は自社で立てれば毎月のコストは低くなるものの、
セキュリティの観点や管理者の人件費を考慮すると、
サーバー会社のクラウドサーバーを借りる方がコストメリット高いかと。
そう考えると、通信費とサーバー費用が毎月コンスタントに発生するわけです。
世の中のIot業者を眺めてみますと、この通信費とサーバー費用を含め、
管理費としてお客さんに請求しているところが多い感じ。
継続的に売り上げが立ちますから、営業的にメリットあるモデルですね。
しかし「かんたんスマートモニター」では そのスタイルを取っていません。
当方からはハードだけをお売りして、
その後 継続的に費用が発生する部分はお客さん側で、というスタンスです。
うちはハード屋なので、こんなスタイルで十分なのです。
あくまで参考ですが、具体的な金額を上げてみますと、
通信費は毎月100円くらい、サーバー維持費は毎月千円くらいでしょうか?
サーバー維持費については金額の幅が広い為、もっと安く押さえることも可能かもしれませんが、
その場合は何かしらのデメリットも出てくると思われるので、
お客さん側の判断に委ねるところです。
通信費については、個人的に結構安いんじゃないかと思ってます。
ただ、あくまでIot用途に絞られているシステムの為、
大容量のデーター通信は不向きです。
例えるなら画像データーの転送とか、ですね。
無理すれば送れないこともないのですが、もし数Mバイトくらいのデーターをやりとりしたら、
とんでもない課金が発生し、通信費が5千円~1万円なんてことになりかねません。
なので、「かんたんスマートモニター」には画像転送の機能が無いのです。

③ハードが安い(はず)

不安げなタイトル(笑)になってしまいましたが、
単純に相当品が見当たらないので価格の比較が出来ないというオチでして。
かんたんスマートモニターは基板やケースといったハードウェアだけでなく、
基板上で動いているファームウェアも含まれています。
このファームウェアですが、半カスタム品という位置づけなのです。
これは外注ではなく内製しているから可能な方法。
お客さんのリクエストに合わせて、若干のカスタマイズを行って出荷します。
世の中の一般的な製品って仕様が決まっていて、お客さんはその仕様に基づいて使うのが基本。
もし基本の製品仕様で事足りない場合は別途費用を払ってカスタム品を作ってもらう、
というのが多いのではないでしょうか?
この場合、以下の2つの難点が発生します。
   ①カスタム対応費用が高額になり、納期も長くなる。
   ②基本製品に汎用性をもたせておく必要があることから、定価が上昇する。
それに対し「かんたんスマートモニター」では製品仕様を完全に固めず、
都度若干のカスタマイズを加える前提になっている為、
柔軟性と低価格、短納期をバランスさせています。
オプションユニットが後から続々追加されていくのも、このスタンスのおかげです。
安いと言っても、実際どのくらいなの?という疑問が出ますよね。
簡単なトリガー条件の設定くらいでしたら、カスタマイズ費は0円です。
あとは内容次第で都度判断となりますが、基本的に開発費として頂くわけではないので、
数十万という金額にはなりません。
高くても数万円というところでしょうか。
もしそれ以上のカスタマイズ費用が必要な案件の場合、
そもそも「かんたんスマートモニター」が適当なのか?という辺りから検討になります。
あと気になる本体の値段ですが、目安としては だいたい6万円位でしょうか。
オプションユニットを増やせば 当然若干値段は上がりますが、
ケースは要らないから基板部だけ欲しいというような対応も可能です。
(ケースって意外と高いんですよ。)