交流電圧と電流を同時に測定する機能を持つユニットです。
測定した値はデジタルデーター化し測定器本体へ送出します。
(当ユニットのみで測定作業はできません)
類似装置としては計装用途のパネルメーター等ですが、
それらは制御盤等への常設を目的としている製品の為
設備保守等での一時的な設置用途には使い勝手が好ましく有りません。
これは費用的でも不利となります。
このユニットは上記の問題点を解決するべく企画したもので、
取扱いの簡便さと携帯性も考慮したものとなっております。
測定器本体とのインターフェースはSPIもしくはRS-422です。
測定器本体との接続ケーブルが長くなってしまう場合はRS-422インターフェースを推奨します。
RS-422の通信手順はオリジナル形式とすることで、簡便さを追求いたしました。
通信速度は9600ボーです。
IoT用途ではSPI接続をお勧めいたします。
対ノイズ性向上のため、差動信号形式を使用しておりますので、
若干のケーブル延長も可能となっております。
通信速度はマスターユニット依存の為、RS-422よりも高速通信が可能です。
このユニットの電源電圧はDC9~24V、消費電力は最大2Wです。
通信ケーブル内の電源線にて、測定器側から供給します。
一部の部品が入手難につき、量産体制には移行しておりませんが、
少数であれば出荷可能でございます。
不明点・気になる点等ございましたら、お気軽に問合せください。